乳児担当の1日の流れ

こちらに掲載しているのは平均的な流れです。(モデル園:夢咲保育園)
  • 8時間勤務+1時間休憩が1日の勤務時間です。
    各家庭によって子どもの登園・降園時間が異なるため、柔軟に対応できるよう早出・遅出というようにシフト制を採用します。
  • 大切な身だしなみ‥・子どもにとって、保育者は”見本”であり、”モデル”。
    清潔感があり、明るく柔らかい印象の服や色合いを大切に。
    また、長い髪はすっきりまとめて、子どもたちに先生の表情がよく見えるよう配慮しています。
  • 食育やクッキング、菜園活動、行事食の取り組みをはじめ、子ども達の「おいしい!楽しい!」という気持ちを育む、食の環境と保育を大切にしています。

9:00 出勤「一日の始まり」

出勤「一日の始まり」
出勤「一日の始まり」
出勤「一日の始まり」
出勤「一日の始まり」
出勤「一日の始まり」
出勤「一日の始まり」
出勤「一日の始まり」
出勤「一日の始まり」
出勤「一日の始まり」
出勤「一日の始まり」

検温をしたあと、事務所にある「職員引き継ぎ簿」を見て、保護者や園児、園運営について重要な引継ぎ事項がないか確認します。

身だしなみを整え、いざ保育室に。
子どもと保護者の方へ元気に挨拶をし、笑顔でお迎えすることを心掛けています。
挨拶をしながら園児の表情を注意して確認し、体調を保護者から聞き取ります。
登園時にいつもと様子が違う園児がいる場合は、保育がスタートした後もこまめに体調を確認し、異変がないか観察するようにしています。

この時間に、連絡帳のチェックをします。まだ、自分の言葉で伝えることのできない乳児の子どもたちが、園から帰った後どのように過ごしていたかを把握するのも、保育者が意識するポイントです。

10:00 設定保育「クラスの活動」

設定保育「クラスの活動」
設定保育「クラスの活動」
設定保育「クラスの活動」
設定保育「クラスの活動」
設定保育「クラスの活動」
設定保育「クラスの活動」
設定保育「クラスの活動」
設定保育「クラスの活動」
設定保育「クラスの活動」
設定保育「クラスの活動」
設定保育「クラスの活動」
設定保育「クラスの活動」
設定保育「クラスの活動」
設定保育「クラスの活動」
設定保育「クラスの活動」
設定保育「クラスの活動」

クラスごとに、子どもたちの興味や関心・発達段階に応じた戸外活動・季節の製作、リズム運動などを取り入れています。
どんなことをしたら「子ども達が楽しい時間を過ごせるか」を考え実践します。
子どもの口から「この前した○○をもう一回したい」という言葉が聞こえた時には、子ども達の為に考えた「楽しい時間」が心の中に残っていたことを実感でき、やりがいを感じます。

保育内容を考える事はもちろん、怪我が起きないような環境を作ったり、園児間でトラブルが起きた時に、お互いが納得できるようにフォローします。
各クラスには担任・副担任がいるほか、フリーの保育者が状況に応じてサポートに入り園児の様子を一緒に見守ります。

乳児クラスの子ども達であっても、少しずつ園内の玩具や公園の遊具等の使い方を覚えてもらいたいので、どうやって使うといいか簡単に伝えるようにしています。

11:30 給食「おいしいお昼ごはん」

給食「おいしいお昼ごはん」
給食「おいしいお昼ごはん」
給食「おいしいお昼ごはん」
給食「おいしいお昼ごはん」
給食「おいしいお昼ごはん」
給食「おいしいお昼ごはん」
給食「おいしいお昼ごはん」
給食「おいしいお昼ごはん」

夢工房では、厨房内で作られた手作りの給食を毎日食べることができます。温かい給食が、温かいまま子ども達に提供されるように気を配っています。
昼食の時間は年齢によって異なっています。提供されるメニューも、離乳食を食べる時期の子には、離乳食を提供し、アレルギーがある子どもにはアレルゲンが除去されたメニューが配膳されているか、厨房の職員・担任で二重・三重にチェックをしています。

乳児クラスの給食の時間は「食育」の根幹だと考えています。
子どもたちの年齢や気持ちに寄り添いながら、食具の持ち方や食べ物をしっかり噛むこと等、簡単なマナーを意識できるように子どもたちの食事をサポートします。
また、子どもによっては苦手な食材がある園児がいます。本来、食事の時間=楽しい時間のはずです。無理に食べさせることはせず、どのように関われば苦手な食材に興味をもってくれるのか日々考えながら一人ひとりにあった援助をしています。

厨房の先生に人気メニューは何か聞いてみると、「カレー、タコライス、親子どんぶり、とんかつ、ミモザサラダ、ハヤシライス、からあげに……。たくさんあります。」
保育者も、毎日子どもと同じ給食を一緒に食べることができます。とっても美味しいですよ。

12:30 午睡&職員休憩「お昼寝の時間」

午睡&職員休憩「お昼寝の時間」
午睡&職員休憩「お昼寝の時間」
午睡&職員休憩「お昼寝の時間」
午睡&職員休憩「お昼寝の時間」
午睡&職員休憩「お昼寝の時間」
午睡&職員休憩「お昼寝の時間」

おなか一杯になった所でお昼寝の時間です。
園児が安心して入眠することが出来るように、園児の側で体をさすったり、室内の明るさを調整します。
子どもたちが安心した環境で午睡ができるよう、環境を整えるのも保育士の仕事です。

各クラス2名の職員が配置されていますので、1時間は休憩時間、1時間は、事務の時間になります。
事務時間には、日誌や連絡帳を書きます。
また、SIDS(乳幼児突然死症候群)予防のため、午睡中の園児の状態確認を5~10分毎に行います。

15:00 午後の活動「手作りおやつ」

午後の活動「手作りおやつ」
午後の活動「手作りおやつ」
午後の活動「手作りおやつ」
午後の活動「手作りおやつ」
午後の活動「手作りおやつ」
午後の活動「手作りおやつ」
午後の活動「手作りおやつ」
午後の活動「手作りおやつ」

体調の悪い場合を除き、15:00頃から順番に起こしていきます。子どもたちが自然と目を覚ませるように、カーテンを開け太陽の光を全身にあび、起きられるように工夫しています。
とはいうものの、なかなか自然に起きられない子どももいますので、起こす時には、まだ寝ていたい気持ちを受け止めながら、優しく声をかけるようにしています。

給食同様、毎日手作りのおやつが提供されます。(離乳食、アレルギー食への対応は給食の時間と同じです。)
おむつを替えて、手洗いを一緒にしたら、いよいよ子どもたちの大好きなおやつの時間です。子どもの表情や口の動きを見ながら、楽しい時間を共有したり、適切な一口量が口に入っているかに気を配っています。
ちなみに、子どもに人気のおやつは「フライドポテト、メロンパントースト、肉そぼろおにぎり、シリアルヨーグルト、ちんすこう」です。

16:00 降園の準備「お迎え」

降園の準備「お迎え」
降園の準備「お迎え」
降園の準備「お迎え」
降園の準備「お迎え」

子ども達が、自由遊びをしている間に、帰りの準備をします。給食おやつで使用したエプロンや汚れた服に加えて、どんな小さな怪我でも、保護者の方へお伝えできるようにクラスの引き継ぎ簿に記載しておきます。
保護者の方が来られる前に、子ども達の身だしなみを整えておくのもポイントかも知れません。(例:鼻水が出ていないか。 髪の毛がきれいに束ねられているか。 など)

保護者の方がお迎えに来られた時には、健康状態について気になることがあれば報告し、当日、印象に残ったエピソードを伝えることで園での様子を共有するようにしています。

18:00 退勤「on→off]

退勤「on→off]
退勤「on→off]
退勤「on→off]
退勤「on→off]
退勤「on→off]
退勤「on→off]

一日の活動を振り返り、全職員に共有しておかなければならないことがあれば、「職員引き継ぎ簿」に内容を記載しておきます。
園児が降園したら、翌日の受け入れ準備・片付けを行い、退勤です。

仕事が終わればプライベート時間です。ジムに行ったり、同じクラスの同僚とご飯に行ったり、それぞれの職員が楽しく過ごし、リフレッシュをしています。