2歳児クラスでは、『バルバルさんとおさるさん』という床屋さんの絵本を読んでいます。ごっこ遊びへ繋がるよう、絵本に出てくるブラシやハサミ等の道具を用意し、保育教諭がバルバルさんになりきって髪を切ることで、子ども同士でも店員さんとお客さんになりきり、「どんな髪にしますか」「髪を切るので目を閉じてくださいね」とやり取りを楽しんでいます。絵本を読んでいく中で、バルバルさんが髪を洗っている様子に気付いた子が洗面器やシャワーがあるお風呂コーナーからシ ャンプーボトルを持ってきてお客さんの頭を洗い、ドライヤーで乾かす姿も見られ、保育教諭や友だちと関わる中でイメージを膨らませながら表現をしていました。また、お部屋にあるアイクリップという玩具をビューラーやマスカラに見立てたりと、遊びだす姿があり、日常の生活の中で見たことを自分なりに表現しようとし、子ども達の中で遊びを広げていっています。
今後も、絵本からごっこ遊びへと繋げられるよう、イメージを共有し、楽しさに共感していきます。
