5月から園庭を新しくするため、工事が始まりました。工事のため、園庭に行けない日が続きましたが、子ども達は、部屋からショベルカーが土を掘っていく様子や大きな丸太が運ばれてくるのを喜んで眺め、園庭が完成するのを心待ちにしていました。
3週間後、園庭が完成し、園庭を作ってくれたお兄さんに子ども達から、質問がありました。「どうすればお兄さん達と働けますか？」という質問が子ども達からでてきて、「大きくなったら、一緒に働こう」と言ってもらうと、嬉しそうにしていました。毎日、一生懸命に園庭を作ってくれている姿を見て、憧れの気持ちをもったようです。最後に、子ども達から感謝の気持ちを込めて、「作ってくれてありがとう」と伝え、記念写真を撮りました。
そして、待ちに待った園庭で、子ども達は、新しく出来た芝生の山やトンネルで、元気に遊んでいます。芝生の山では、乳児はハイハイをして登っていきますが、なかなか登れなかったり、初めは芝生の感触に驚く姿もありましたが、今では元気いっぱい登っています。幼児は山の側面についている丸太に登り、バランスを保ちながら渡ったり、丸太のどの部分から跳んでも大丈夫か自分たちで考えながら、遊んでいます。トンネルでは、身体を縮めてくぐるだけでなく、トンネルの中はとても涼しいので、たくさん身体を動かして疲れたら、一休みする場所にもしています。今後も新しくなった園庭で、身体を動かしたり、子ども達自身でどんな遊び方ができるのか考えながら、遊んでいけたらと思います。
