4歳児クラスでは、子どもたちが製作したお店屋さんごっこのおもちゃや看板をお部屋に設置しました。毎日お店屋さんに必要な物を思いついては、自分達で製作しながら増やしていきました。その中で、「自動販売機が欲しい」という意見があり、子ども達からは「どうやって自動販売機を動かすの？」という疑問が生まれました。すると、「なかに誰かが入ったらどう？」という提案があったことから、保育教諭が『ぽんたのじどうはんばいき』の絵本を読んでいきました。絵本では、ぽんたが自動販売機を作り、中に入って商品を出します。そこで、子どもたちも段ボールを使って中に入れる自動販売機を作っていきました。
自動販売機の色も自分達で話し合いながら決めていきました。ピンクの背景に「みずたまかいたよ」と言う子がいたり、「ここは黄色のほうがかわいいかな」と相談しながら塗る子たちがいたり、自分たちの思い描く自動販売機作りを楽しんでいました。
最近では、完成した自動販売機を使って、お客さんの動物の耳をつけお客さんやぽんたになりきっています。遊びの中でさらに商品を増やしていったり、お金を作っていったりと、絵本の世界から想像を膨らませていました。今後のごっこ遊びでも自動販売機は大活躍しそうです。
