5歳児クラスでは、就学に向けて、文字や数字に興味・関心が持てるように郵便屋さんごっこを行っています。
最初は、友達と郵便局のイメージや自分の経験したことから、お互いに考えを出し合って、自分達で郵便番号をつくったり、折り紙で切手を用意したりと、郵便屋さんに必要なものを準備していきました。
準備を進める中で、クラスの友達だけでなく、たくさんの人にも来て欲しいという思いが多く聞かれ、一目でわかるようにと大きな看板を作り、「しらゆき郵便局」と子ども達の願いが込められた名がつきました。
普段、なかなか言葉にして伝えることが出来ないことを文字にすることで、相手のことをイメージしたり考えたりしながら、手紙を送ることを楽しんでいます。
郵便屋さんとしての仕事に責任を持って、手紙を届けることやまだひらがなが読めない小さい子には、一つずつ書いてあることを声に出して伝えてあげようとしたり、手紙が届いていない子にも「今度書いてくるから待っててね」と声を掛けてくれたりと、思いやりのある姿も見られています。
今後も手紙を通して、思いを伝える楽しさやもらう喜びを感じながら、相手のことを考えられる優しい気持ちにもつなげていきたいと思います。