しらゆき神社

5歳児クラスでは、園に神社を作りました。

夏祭りで製作したお神輿をお部屋に設置して、家に見立てて遊んでいましたが、その中で「お神輿の中には神様がいるんだよ」と話す言葉をきっかけに、神社を作ることになりました。

 最初は神社に何があるのか自分達で考えたり図鑑を見て調べたりしてお賽銭箱を作りました。段ボールを組み立てて、お金を入れる所は段ボールを長く切って箱の上につけて、お賽銭箱の色も自分達で話し合い、水色の下地に虹を描きました。

 

 神社作りをする中で、「他にも何かあるかな?」という声を聞き、みんなで本物の神社を見に行くことにしました。神社に着くと「これは何かな?」「あそこに鈴があるよ」と本物の神社を見て、たくさんのイメージが湧いてきたようでした。

 早速、園に帰るとみんなで何を作るか役割を決めて、神社で撮った写真を見ながら段ボールで鳥居を作る子や、深皿に金色の折り紙を貼って中に鈴を入れて作る子など、思い思いに神社を作りました。

 神社ができると、鳥居やお賽銭箱を持ってランチルームに設置しました。まだ名前が決まっていなかったのでみんなで「しらゆき神社」と名付けました。

 他にも折り紙でお守りを作って。「他のクラスにプレゼントしよう」とお守りと交換できるお守り券も作り、他のクラスを「しらゆき神社」に招待しました。巫女さんの服を着てお守りを渡す人やおみくじに付く人などに分かれて、神社にお友達が来ると「お守りはこっちだよ」「おみくじはいかがですか」などと声を上げお友達を呼び込んだり、お参りのやり方を優しく教える姿も見られました。

 神社作りを通して様々な物に興味を持ち、今では折り紙や画用紙を使ってカバンや花を作る子や絵の具に息を吹きかけて吹き絵をしたりと自分なりに表現することを楽しんでいます。

 これからも、様々な素材に触れながら子ども達の表現力を育てていきたいと思います。

しらゆき夢

〒007-0846 北海道札幌市東区北46条東14丁目2-10

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