こおりはかせ

 4歳児クラスでは、冬ならではの遊びを楽しんでいます。園庭であそんでいる際に、子どもたちが色水遊びに使ったペットボトルを木にひっかけて置いておきました。しばらくすると、ペットボトルから落ちていた水滴が凍り、小さなつららになっているものを発見します。見つけた子からみんなに伝えられ、みんなでつららをみて「すごい!」と興味津々です。

 つららを見た子どもたちは「どうして氷になったの?」「どうやって氷になるの?」と不思議そうに話をしていました。そこで、実際に氷を作ってみることになりました。色水を作り、バケツに入れ、園庭に一日置いておきます。「あしたには凍ってるかな」「もっとさむくなったらいいね」などと氷の完成を楽しみにしていました。

 

 次の日の朝、みんなで氷ができているかを確認しに行くとバケツには綺麗な氷が出来ていました。バケツ型の氷を見た子どもたちは「ゼリーに見えるね」「触ったら硬い!」と、氷に触れ喜んでいました。そして、「もっとつくりたい!」という声があがり、その後もバケツやゼリーカップ、水風船や製氷器を使って様々な形や色の氷を作っていきました。

そのうち、「色水を凍らせたら中心に色が集まるのはなぜ?」「丸い氷は作れるの?」等の疑問を、保育教諭と一緒に考え実践してみたり、絵本の中から答えを見つけたりしながら、氷のことをたくさん知ることできました。「わたしたち、『こおりはかせ』だね!」と言う子ども達に、自分達で探究しようとする姿の成長を感じました。『こおりはかせ』になってからも、氷への興味が絶えることはありませんでした。

 今後も、子どもたちの発見や疑問に寄り添い、科学遊びや製作遊びをする中で様々な事を知ったり、挑戦していったりと、活動を広げていきたいと考えています。

 

しらゆき夢

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