4歳児・5歳児クラスでは、毎月食育活動を行っています。旬の食材に触れたり、絵本の世界に出てくる食べものを試食したりと、子ども達がその時興味を持っていることについて、より 詳しく伝えています。
9月には、5歳児クラスで読んでいた“ひみつのえんそく きんいろのさばく”の絵本に登場するレモネードについての食育を行いました。「レモネードってどんな味？」という子どもの“知りたい”に応えようと、レモン、はちみつ、砂糖、水を使ったレモネードの試飲を行いました。「甘くておいしい！」「すっぱい味もするね！」と友だちと楽しそうに話す姿があり、その後それぞれの食材を一つ一つ味見し、はちみつと砂糖の甘さの違いなどを感じました。五味について、「あまい」「すっぱい」の他にも「しょっぱい」「にがい」「うまみ」など様々な味があることを伝えると、給食に使用される調味料にも興味を持ち始めます。こうして食への興味が徐々に広がり、知れば知るほど食事が楽しくなっていきます。
今回、レモネードを初めて飲んだ子や「うまみ」という言葉を初めて耳にする子も多くいたため、食べ慣れない食材や聞きなれない言葉にも興味を持ってもらえるよう、これからも様々な食材に触れる機会を設けていきたいと思います。
