『自分の中の鬼をやっつけよう』

 2月3日は節分で、クラスごとに豆まきを行いました。豆まきの歌を歌ったり「おにのパンツ」の体操を踊ったりしているところに、突然鬼が登場します。2歳児クラスでは、鬼を怖がり、泣いてしまう友達を見てティッシュを渡したり、身を寄せ合ったりする優しい姿が見られました。3歳児クラスの子ども達は、去年まで泣いてしまう子が多くいましたが、今年は怖いながらも泣かずに「鬼は外、福は内」と声を出しながら、懸命に豆を投げていました。

    

 さらに4歳児5歳児クラスでは、保育教諭が鬼に連れ去られそうになったり、豆が入っている箱を鬼に取られたりと、思いもよらないことが起きました。しかし、鬼に向かって豆を投げ、保育教諭を助ける様子や、クラスみんなのために豆が入っている箱を取り返しに行く勇気ある姿に、子ども達の成長を感じました。

 今回の節分は、鬼が怖いというだけではなく、子ども達の心の中にある恐怖心や弱さに打ち勝ち、鬼を退治した喜びや、友達や保育教諭を守ったという達成感を味わうことのできた行事となりました。

 節分の行事食として、給食では鬼の顔をイメージした赤鬼ライス、おやつでは大豆の甘辛揚げを提供しました。赤鬼ライスは子ども達が鬼を思い出して怖がらないように、ほっぺをつけて可愛らしい印象にしました。給食を見た子ども達は、「こんなかわいい鬼だったら、やっつけないよ!」「オムライスの味がする。」と人気で、ご飯にケチャップ味が効いていて食べ進みが良かったです。

   

しらゆき夢

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