ますます秋の深まりが感じられるこの頃、5歳児クラスでは、子どもたちから「○○神社のお祭りに行ったよ。」「焼きそばとりんご飴食べたよ。」等と楽しかった出来事を話す姿が見られました。更に園の近くにお神輿が通り、実際に見たことで、お祭りや神社に興味を示し、「らいおんぐみでお祭りをやりたい！」「神社もつくりたいし、お神輿もやってみたい！」と友だちとやり取りに花を咲かせていました。また、らいおんぐみは絵本「へんてこもりシリーズ」を楽しんでいることから、まるぼのお祭りにしようと話す姿も見られました。
実際に見たり、写真で観察したり、話を聞いていく中でお神輿は神様の乗り物であることや、鳳凰と呼ばれる鳥がついていることを知りました。また、担ぐだけではなく、うちわで扇ぐ人、太鼓をたたく人、旗を持つ人等役割をもって行っていることも分かりました。知識を得た子どもたちからは、「まるぼに羽をつけたら鳳凰になるかな？」「ぼくは太鼓をやりたいな。」等とやり取りを交わし、役割を決めて、お祭りに向けて計画している最中です。神社をつくり、お供えをし「神様くるかな？」と期待を膨らませる子どもたちの姿が見られます。
子どもたちが同じ目的を通して、協力しながら遊びを楽しんでいけるよう寄り添っていきたいと思います。
