園では遠野のわらべうたを大切にし子どもたちと関わっています。
遠野のわらべうたは人間としての基本、人と人との繋がりをつくっていく知恵をうたを通して伝えています。
首をふったり、手をたたいたり、大人がやる動作を真似するところから始まり、その動作がさらに自分の気持ちを表す事へとつながっていきます。
0歳児クラス、こりすぐみでは給食を食べると「あたま なり なり」と頭をなでる姿があります。これは「ご飯がとってもおいしくて頭が鳴るよう」という事を身振りで表現しています。
3歳児クラス、ぱんだぐみではゲーム遊びをする時など、順番を決める時には「やんやのいん」のわらべうたをしています。やんやのいんは、遠野のジャンケンです。その言葉と手の形からジャンケンの由来を伝えています。また勝ち負けの嬉しさや悔しさを経験することができます。
今後も年齢に合わせたわらべうたを子どもたちと楽しみながら行っていきたいと思います。