首里城の瓦で漆喰シーサー作り

2020年10月27日 5歳児らいおん組の子どもたちは「沖縄アジア国際平和芸術祭2020」のプログラムの一つ「まぶいぐみ瓦シーサーづくりワークショップin那覇」に参加する機会をいただきました。
当日はパレット久茂地6階の那覇市民ギャラリーで開催される首里城再興まぶいぐみアートプロジェクトの展示も見せていただきました。


創作遊び教室の講師 喜屋武千恵先生の解説をいただきながら回りました。
その中には2019年10月の首里城が燃える場面のVTRも。
一年前のあの火災、実際に燃え跡を見ていた子もいました。


首里城の燃え残った瓦は一部が黒く煤けているところもあって、子ども達から驚きの声もあがりました。
瓦と漆喰を初めて目にする子ども達

漆喰に「うんこのにおい」「くさーい」とまっすぐな意見。
作り方の説明を受けると期待いっぱいに取り掛かりました。
面シーサーのチームと立体シーサーのチームに分かれます。

全員がぐっと集中してとっても素敵なシーサーが完成しました。
出来上がりに「怖いシーサーだ」「このシーサー笑ってる」と互いに感想を伝えあっていました。

さて、当日お休みしていた子たちは改めてシーサー作りを行いました。
瓦と漆喰も自分で組み立てていきます。
お友達へ作り方を伝えています
心を動かす経験は、その熱がしっかり体の内側に残り、自信となったと思います。

一度経験した子たちは、粘土でシーサーを作りました。

「作って楽しかった」だけではなく、もっと大きなものを感じてくれたようです。

一年前のあの日、首里城が燃えた後、当時の5歳児と4歳児クラスで首里城の絵を描いていました。

砂場では小さいクラスの子たちと職員で首里城を作りました。

当時は悲しい思いでいっぱいでしたが、新たに作られるプロセスを一つ一つ大切に感じて、その過程も大事にしていきたいですね。
「まぶいぐみ」

美ら夢

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