サイエンス教室 ビスマスの結晶でネックレスを作ろう

今年度2度目のサイエンス教室が開催されました。
今回も琉球大学理学部の小林理気先生のご指導で、ビスマスの結晶を使ったネックレス作りです。

「宝石って知ってる?」の質問に
「ダイアモンド!」「キラキラするんでしょ!」
「知らん」とそれぞれが思うままに言葉にしていきます。

今日はビスマスを溶かして結晶をネックレスにします。
注意事項は念入りに説明していただき、私たち職員もいつも以上の体制を組んで見守ります。


先ず、ビスマスの重さを確認
ビスマスはとても小さいのに色鉛筆より重いことに気付きます。

鈍い銀色のビスマスはどんな形でどんな色に変わるかを紙に予想します。


「絶対、全部の色の宝石がいいなぁ」と、もう今すぐに取り掛かりたい勢いの子、じっくり考えてすぐには書き出さない子。それぞれの個性に合わせて声を掛けたり、見守りました。時間はたっぷり余裕があります。
予想を書いてビスマスの容器を火にかけました。
これから先は慎重に。様子を見ながら引き上げます。


一人ひとり丁寧に引き上げて、完全に冷めるのを待ってから手に取りました。

「みんなの全部形が違う」の気づき
それぞれのビスマスの形の違いが不思議でじっくり眺めたり、お互いに見比べたりします。


完成したビスマス結晶をネックレスに仕上げてこの笑顔。

「楽し~!」「運がいいんだと思う」「お金の色みたい」
「虹色だ~」と盛り上がります。


結果を書いてもうすぐ終了の時間ですが、「まだやりたい」としょんぼりしている子もいます。「もっと続きのしたい子は先生の研究室に入ってね。ダイアモンドもサファイアも作れるよ」の言葉にキラキラっと目が輝きました。

「最後に感想を書いてね」の声に『楽しかったって書けばいいの?』とこちらを見上げます。「今さぁ、もっとやりたい、星の形を作りたい、って言ってたね、思った事を書けばいいんだよ」と伝えるとじっくり考えて「ほしのかたちをつくりたい」とつぶやき、大きく書いてあげた字を真似て感想の欄に丁寧に写していました。

全員で記念撮影

宝物がひとつ増えました。

最後にご紹介です。。。
小林理気先生がクラウドファンディング「赤羽刀の歴史を守り、後世に繋ぐためにデジタルアーカイブ化を目指す」を立ち上げました。詳しくは、小林先生のホームページをご覧いただき、興味のある方は応援をお願いします。

 

 

 

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