11月第1週目。涼しい風に誘われて、ぱんだ組さんは園庭で遊んでいました。
お友達同士でかくれんぼを始めた子は、バナナの木の後ろ側、ちょっぴり暗い隅っ こにいて、あちらこちらと探し回るお友達の様子をうかがいながら、一緒に隠れている子と顔を見合わせてくすくす笑っています。
それでも待ちきれずに「ここでーす」と登場して、またかくれんぼが始まりました。そんな子ども達の様子が可愛らしくて、カメラを取って戻ってみると、かくれんぼは終わっていました。
砂場では、大きいスコップを手に穴掘りチームが出来ています。
持ち手の長いスコップは扱いが少し難しく、隣にいた子にザっと砂がかかってしまいました。泣かずにぎっとにらんで「かけんで！」と怒る子に「ごめんね！」と負けない勢いで返す言葉に涙ぐむお友達。お互いに自分の持てる力を発揮してしばらくの間「気持ち」のぶつけあいをしていましたが、保育者の仲立ちですぐにスッキリ。また、仲良く遊び始めました。
一見激しい喧嘩に見えましたが、なんてことはありません。
すぐに新しいお友達も加わり、足跡の大きさ比べやこれは誰の足跡か、なんて話しをしながら、ケラケラ笑い声が上がり始めていました。
「アイス屋さんで～す」
園庭全体を使って駆け回り、戦いごっこをしている男の子たち。
途中から誰かがぱっと入ったり、すっと別の組に移っていったりしながら、遊んでいます。ヒーローのポーズを決めたり、時には組み合ったりもしています。中にはヒーローごっこをしている大好きなお友達の後をついて走っているだけの子もいます。そうやって遊びながら、友だちとのつながりが少しつ強くなっています。
園庭入り口にある「雲梯棒」に挑戦する子どもには保育者がしっかりと傍に付き、安全を見守りながら一人一人の力に合わせて援助していきます。
安定したら、少し離れて見守ります。
後ろには順番待ちの長い列ができていました。
一番賑やかなグループは「味噌汁作り」をしているようです。
バケツには園庭の木の葉が入っています。
野菜炒めを作り始めたグループもいます。
「お野菜足りないね～」と相談してまた、葉っぱをつみに走って行きました。
どんどん仲間が増えていきました。
お台所も広がって、いろんいろな所でお料理を作りながら大声で相談してあっています。
「野菜炒めってなんだっけ」と小さなつぶやき。
「おにぎり屋さん」も開業しています。
木のみを集めているグループもいます。
楽しい時間はあっという間でした。
「あ～おもしろかったね～」
