ビルのワンフロアを広々と利用したつくりで、木の温もりをふんだんに取り入れています。
子ども達は園内の様々な場所で活動を行い、創造性豊かな活動を繰り広げながら、のびのびと育っています。
ホールでは運動遊具を使ったり、音楽に合わせて身体を動かしたり、集団でのゲームをしたりして遊びます。毎日元気な歓声が響き、力いっぱい楽しんでいます。
また、お散歩にもたくさん出かけます。高輪公園や泉岳寺児童遊園、消防署など、地域の環境にもたくさん触れて過ごしています。虫取りをしたり鬼ごっこをしたり季節の植物に触れたりと、みんなお散歩が大好きです。
感触遊びや机上遊びをたくさん取り入れています。
キネティックサンドやお花紙、米粉ねんどや廃材制作、様々な素材を入れたセンサリーバック・・・。様々な素材に触れることで五感を豊かにし、「心が動く」経験を大切にしています。絵の具やはさみなどを道具を使った制作も、発達に合わせて取り入れ、世界にただ一つの一人ひとりの表現を大切にしています。
保育室とは別の小さな空間として、絵本の部屋やつみきの部屋があります。大きな部屋で過ごす時とは違い、少人数のお友だちとゆっくり遊ぶ時間も大切にしています。乳児クラスは、少人数のグループで特定の保育士が一緒に遊んだり生活したりする担当制保育を通し子どもたちがホッとできる環境作りをしています。安心できる大人との関わりを中心に、自分の周りの世界にはどんな楽しいことがあるのか、一緒に探しています。
ラキューやプレイスティックスなどの指先を使う玩具の他に、クレヨンや色鉛筆、折り紙など制作に使う素材が置いてあります。自分たちのやりたい遊びをいつでも自分で選べる空間づくりをしています。幼児になると自分で何をするのか自分で考え、そのために何が必要か選んで自分で準備し、自分で遊びを展開していきます。異年齢で過ごすことで、年下の友だちに使い方を教えたり、年上の友だちや得意な友だちを真似たりと刺激しあっています。毎日研究し続けた年長児のラキューの作品は大人顔負けなくらい、繊細な作品です。
保育園の真ん中にある厨房は、ガラス張りになっています。厨房が面しているお部屋からは、栄養士が調理している様子をいつでも見ることができ、子どもたちも毎日のぞいています。今日はどんな野菜があるのか、おやつは何なのか? 活動をしている内にいいにおいも・・・。厨房の先生と話すことも楽しみな時間となっています。