今月の月刊絵本は“すうじむらのおみせ”という絵本で、1から10までの数字たちがそれぞれ自分のお店を開くという内容のお話になっています。
身近な物の中で数字に見えるものがお店に並んでいることから、「園内や園庭などで数字を探してみたい」という話になりました。各クラスに数字探しへ行くと、絵本の内容と同じで1や7などはたくさん発見することができました。
しかし、2や4は難しく苦戦しながらも隅々まで探す姿がありました。「○○を見つけたい」という強い思いから、見る角度を変えてみたり、物を逆さまにしてみたりと工夫していくことで発見する数字もあり、なかなか見つけることができない数字を見つけることができた時には目を輝かせて喜ぶ姿があります。また、園内だけでなく家庭でも発見した数字を発表してくれるようにもなり、園と家庭でも絵本を通して繋がっています。
引き続き、絵本から遊びを広げていくことができるよう、興味関心に寄り添いながら絵本の世界に入り込み遊びを展開していきたいと思います。
