公園に秋の自然物を探しにいっていたある日、どんぐりを見つけると、「どんぐりジュースを作ってたみいね」という声が。大好きな絵本『100かいだてのいえ』に出てくるどんぐりジュースがずっと気になっていたのです。
どんぐりを集めて持って帰り、どうやったらジュースに出来るかを考えて、すり鉢を使って潰すことにしました。そこからが一苦労、「固いね!」と言いながらがんばって潰しました。大きい塊、小さい塊、粉々になったもの、様々な形になったどんぐりに水を注ぐと、うっすら茶色になりました。「色が変わった!」「ジュースになってきたね」「でも、大きいままのどんぐりは色出ないね」「じゃあ、こっちと混ぜてみたら」と、ジュースのブレンドも始まりました。「もっと茶色になるかな」ということで、そのまま置いておいてみることにしました。翌日、週明けと観察しているうちに、茶色が濃くなってきました。自然物でのジュース作りに目覚めて、緑の葉っぱのジュースや落ち葉ジュースも楽しそうに作って観察していました。


