ぱんだぐみでは『バルバルさん』という絵本が大好きです。
ある日、床屋さんで働いているバルバルさんのもとに、動物たちが髪を切ったりカツラをかぶりに来たりするようになります。
なぜ動物たちが来るのか疑問に思いながらも、動物への接客が楽しくなってくるバルバルさん。
店を閉じようと看板を見ると、「どうぶつの」というらくがきの文字が足されている事に気付きます。
一瞬らくがきの文字を消そう思うのですが、その日一日楽しかった事を思い出し、残す事に決めます。
その日以来バルバルさんの床屋には様々なお客さんが来るようになるというお話です。
子ども達もお店で髪を切って貰う経験をしている為、絵本の世界と実体験を重ねる姿がありました。
「髪を切る時に布を付けるよね」「服汚れないようにする為だよね」「髪を洗う場所もあるよね」と次々に会話が広がる子ども達。
すると、「ぱんだぐみにも髪切り屋さん開こうよ!」という意見が出てきました。
そこで必要な物を聞いていくと、「はさみ、くし、カランカランと音が鳴るドアが欲しい」と新たな意見も出てきた為、子ども達と相談をしながらお店を作っていきました。
完成すると、早速シャンプー台で髪を洗ったり、玩具のはさみとくしを器用に使って切る真似をする姿が見られました。
「前髪切るから目をつぶって下さい」と話したり、子ども達なりに接客を楽しんでいます。
他のクラスの友達も招待したいという意見も出てきている為、子ども達と話し合いながら活動を進めていきたいと思います。